MEIWA

証券コード:7284

経営方針

投資家の皆さまへ

平素より格別のご高配を賜りまして厚く御礼を申しあげます。当社は2023年3月31日をもちまして、第68期(2022年4月1日から2023年3月31日まで)の決算を終了いたしました。

 当連結会計年度における経済情勢は、新型コロナウイルス感染症に対する行動制限が緩和され、経済社会活動の正常化が進んだものの、ウクライナ情勢の長期化による資源・エネルギー価格の高騰、インフレの進行に伴う欧米諸国の金融引締めと急激な為替変動等、予断を許さない状況が続いております。

 当社グループが属する自動車業界におきましては、中国のコロナ政策による供給網の混乱は落ち着いてきたものの、半導体需給の逼迫等部品供給不足による自動車の生産変動の影響に加え、原材料・エネルギー価格の高騰が続き、先行き不透明な状況にあります。

 当連結会計年度(当社は2022年4月1日~2023年3月31日、海外子会社は2022年1月1日~2022年12月31日)の業績につきましては、自動車の生産調整の影響を受ける一方、為替換算の変動によるプラス影響もあり、売上高は 21,195百万円(前連結会計年度比7.7%増)となりました。

 損益面につきましては、受注変動に対して効率的な生産体制の構築を図るとともに、原材料価格やエネルギーコストの高騰に対して、原価低減・経費圧縮に加えて価格高騰分の転嫁に取組み、通期では営業黒字を回復したものの、営業利益68百万円(前連結会計年度比73.4%減)、経常損失25百万円(前連結会計年度は経常利益220百万円)、親会社株主に帰属する当期純損失は73百万円(前連結会計年度は親会社株主に帰属する当期純利益307百万円)となりました。

 株主の皆様におかれましては、なお一層のご支援、ご指導を賜りますようお願い申し上げます。

取締役社長

飯塚 清

盟和産業 取締役社長 飯塚 清